研究関連

ヒューバート・L・ドレイファス『インターネットについて 哲学的考察」
2002年 産業図書
インターネットについて―哲学的考察 (Thinking in action)
まだちゃんと読んでないけど、「訳者あとがき」によれば、おいらの研究の主軸になりそうな予感。

・・・・われわれが身体を有していることからのみ生じる意味と関連性が、人工的なツールによっては再現され得ないということ、インターネット上のサイバースペースが、あくまでも意味の源泉としての身体に依存し続けることなのである。このことを忘却し、さおバースペースが現実空間から切り離されうるもの、あるいは、それに変わるものと見なされるものならば、われわれは現代のニヒリズムに陥ることになる。(p174)

ドレイファスはハイデガー研究者らしい。ハイデガーサイバースペース批判をしていたという話もどっかで目にした覚えもある。
この人の『世界内存在』という本が大学図書館に無い。入れてくれ・・・・。


ヴィリリオの「いま」と「ここ」の分離という議論を受け、
「いま」ってなんだ?過去・未来はどうなるんだ?という疑問から、時間論に入る俺。
「存在は時間によって規定される」というハイデガーのテーゼ。
情報社会のリアルタイム性によって「存在」はどう規定されるのか。
”情報社会”に生きる私たちの「存在」はOpen Societyを担うことができるのか・・
存在と時間』にあたる勇気が俺にあるかどうか。
That is a Question.





さて、明日はホブ's Hourか。どうやればいいもんだか。