屍を越えていく

今さっき、テレメンタリーで地方大学の困窮ぶりを放送してた。
この不況期においては、どう転んでも弱肉強食にしかならない。
弱い地方は潰れざるを得ない。
ここに必要なのはパイの再分配じゃない。縮んでいくパイを広げてやること。


この不況下、弱い企業は潰れていく。
パチンコも、家電量販も、大学も何もかも。ナショナルチェーンが勝ち、地方が負ける。
仕方ないじゃないか。
余力のある大企業が、ベターなサービスを展開する。
力のない中小企業が、ワースなサービスを展開する。
大企業が中小企業に配慮して、ワースなサービスを横行させることが、消費者のためになるとも思えない。
所詮企業に出来るのは弱肉強食。それをほのぼのさせるのが政府。


生きていく中で、さまざまな屍を越えていく、越えて行かなくてはいけない。
おそらく企業に入ってしまったら、踏みつけている屍に想いを馳せる余裕も無いのだろう。
でも、出来る限りそれを自覚している人間でありたいな。ロマン主義でもなんでも無いけど。
屍へのせめてものハナムケ。