谷岡一郎

の本を二冊あさる。
ツキの法則―「賭け方」と「勝敗」の科学 (PHP新書)カジノが日本にできるとき―「大人社会」の経済学 (PHP新書)
この先生は、このブログを見ている人々の界隈では『社会調査のウソ』の方で知られているかなと。
もともとアカウンティングとギャンブル社会学の先生らしいのです、この人。
前者では、人々が思い込みがちなギャンブルの迷信について、いろいろかかれます。
例えば「サイコロは意思を持たない」とか。
つまり、6回連続で1が出たとしても、次に1以外が出る確率は1/6以外ではありえないと。
人間は「そろそろ・・・」と思うけども、確率的には独立事象。あくまで1/6の連続体。
彼曰く「確実に負ける方法はあるが、確実に勝てる方法は無い」そうです。当然といえば当然ですが。

後者はまさにカジノ論の入門書。昨今は東京都やid:bluehillの地元などで設置の動きがあるようなのですが、
いったいどういう影響があるのか。著者は導入マンセー派。
日本でカジノを導入したときに、依存症に陥る人はそれほど多くないのではと彼は予測します。(導入直後は増えると予想しているけど)

アメリカでのギャンブル依存症患者の半数強は、スロットマシンなどのマシン・ゲームにハマっているからである。つまり日本にはすでにパチンコが存在し、スロットマシンなどにハマる体質の人はすでにハマってしまっている可能性が高いのである。,p142

( ;;゜Д゜)<いやいや!!
一度、どっかで出来たら行きたいなぁ。カジノ。