「所有のエチカ」

リバ研に向けて、そして自分の卒論に向けて読んでいるわけですが、不覚にも笑ってしまったフレーズが。

(コミューン運動では)生活をそのすみずみまで全体にわたって共有化することがめざされるのであり、私(秘)的領域はあってはならないとされる。居住コミューン運動では、届いた手紙はみんなで一緒に開封され、トイレの扉が取り外されたりもした。その首尾一貫した帰結として、性的パートナーとの排他的関係を否定する試みがなされたことさえある。「一対一のステディな関係なんてプチブル的だ。自由な性関係を!」というわけだ。(P107)

ioringは一対一のステディで愛ある性関係を応援しています。