室井論争・続報

室井尚氏が、山形浩生氏の批判に答えた形でエントリを書いてます。TB関係にも少々小言を。
この少々高慢ちきな態度が火に油を注いでる気もするが、それはそれ。
ロンボルグ本とタバコ
 要するに室井氏は、自分の論文のデータの確証性を確かなものとしない。むしろ確かでない(かどうかも論争中の)データを持ち出して「科学的に実証されている」という論法を逆手に取った(風刺した)ってことでいいのかしら?レトリックと称しているところを見るにそうなんだろう。確かに一歩引いた目から見れば、「科学的に証明されている」とも言えないけど、嫌煙家からすればそれはもう証明されていることなんだろうと思う。つまり室井氏の問題意識は、タバコの害の実在性云々では無く、学問の府であり科学的に真理を探究する場である大学でタバコ規制について、なんの論争も運動も起らないのはいかがなモノか?ということ、か。いや、まったくもってハゲドー。いきなり規制がかかった我が大学も耳が痛いところか。


むしろ気にかかったのは以下の文ですよ。大変ですよ、みなさん。

彼のこれまでの著作に対して、実はぼくも割とそれと同じような感触をもっている。という意味では取り上げてもらったことに対してそれほど嫌な感じがしないのも事実なのだ。半分以上は自分自身に向けられた文章に見えると書いたのはそういう意味である。誰か情報産業やソフトウェアや著作権問題に関して、山形氏とぼくの対談(喧嘩?)企画でも組んでくれないかな。相当エキサイティングなものになると思うけれどね。

実現したらぜってぇ行く。業務があろうと行く嘘です。本ならぜってぇ買う。話かみ合うのかなぁ。
この機会に『哲学問題としてのテクノロジーISBN:4062581833にしよう。
何か新しい発見があるかもしれない。卒論にも・・・汗


あと、室井氏のトラックバック先で気になったことがあったのでコメント。
こんな門外漢がコメントしていいのかと思ったけども、落ち着いてコメントの応酬が出来て楽しかった。
やはり人様のコミュニティにあがって議論するのは、ビクビクしつつ(笑)
ネットは開かれた社会のはずなんだけどなぁww
こんな身内ブログなのでリンク張りませんでしたけど、ご勘弁ください。(見てないか)