今年のベスト本。

更新しようと思ったんですが、記入途中のデータがふっとんだんで要旨のみ。
2005年度・私的ベスト本
表現の自由vs知的財産権―著作権が自由を殺す?
「知」を囲い込むこと。その現実を生々しく、悲しく、皮肉に、見せつけてくれる。
笑いながら読めますよ。ただ、その笑いが終った瞬間になんと寂しくなることか。


以下次点。というか、読んだらためになるんちゃうかという、導入・入門編

教養としてのロースクール小論文公共哲学とはなんだろう―民主主義と市場の新しい見方これ。あと働くということ - グローバル化と労働の新しい意味 (中公新書)
前二つはとても優しい。著者の意見がさらっと出ててね(浅羽の毒には注意)。読書案内も充実してて、今後の発展につなげられる良書かと。
後者はいずれ「働く」人は読んでおいていいと思う。現在の社会で「働く」という現状、意義、いろいろ考えることが出来ると思う。


アレな本たち。
感じない男 (ちくま新書)とか電車男~ネット発、各駅停車のラブ・ストーリー~ 1 (ヤングサンデーコミックス)とか、魔斬姫伝―退魔師たちの淫獄 (二次元ドリームノベルズ)とか
最初のはまぁ面白い。自分の性癖からいろいろスタートしております。
最後のはエロ。綾守はさっさと百姫夜行シリーズの続きを書けと。いいから書けと。
真ん中は有名になりました『電車男』。マンガ版ですけども。書物単体は2004年なんですけども。漫画・映画・ドラマとメディア展開したのは今年なんで、今年にランクイン。
これだけメディアを席巻したことを考えれば、世間的に不同な一位ではと思う。
純粋な青春ラブ・ストーリーです。