タバコについて徒然と

タバコを吸っていると、たまに「ジジッ」と焦げ落ちるような音がすることがある。
おいらはこの音がたまらなく好きだ。嫌煙家の方には悪いが、しばらくは辞めることも無いと思う。


21歳になって、2ヶ月経つ。
相変わらずタバコを吸っている。もう吸い始めてどれくらい経つだろうか。


思い出してみると、高校の時だったかもしれない。
うちの高校はバカだった。粋がってる不良達が一杯いた。おいらもその中にいた。
地元にもバカが一杯いた。少年院に行くようなヤツもいた。「族」な友人も一杯いた。
そんな中、おいらはタバコに手を出した。動機はわからない。
至って普通、周りに同調しただけなのかもしれない。


大学に入って、一度だけ禁煙した。当時の恋人がタバコを嫌いだったから。
そのコとは、今ではもうお互い恋愛感情なんてものは無いが、
(おいらには)今でも最も信頼出来て、そして最も大切な友人とハッキリ言える。
ちなみに、特定のパートナーとの定期的性交渉は精神的安定をもたらすという調査があるらしい。
AZOZ BLOG:http://azoz.org/archives/000140.html
確かに彼女との関係が、タバコよりもおいらに精神的な安定をもたらしてくれていたのかもしれない。




おいらが通っている大学は、大抵の屋内が禁煙、野外の決まった場でのみ喫煙が許されるごくごく普通な場だと思う。
許せないのは、去年の春の「健康増進法」と合わせたかの如く、自販機が撤去され、喫煙スペースが大幅に撤去されたことだ。
うちの大学は紛いなりにも「全構成員自治」という原則を採用しているはずだ。
撤去される何ヶ月か前に「撤去する」という通知だけ降りてきた。
確かに、タバコは世間の風当たりも強い。規制した方が総計的に学生も良く思うだろう。
だけど、おいらたちが生きている自由主義の世界では、原則として「愚行権」が認められるはずだ。
愚行権といっても、タバコは副流煙など他人に危害を与えるもの。
だから一定の規制や隔離致し方ない。喫煙者も理解しなくてはいけない。
だが雨の日、今大学では喫煙スペースはほぼ皆無だ。研究室がある教授はいいが、学生はどうすればいいのだ。


一定の弱者の「愚行権」も守ろうとせず、何が「平和」だ。何が「民主主義」だ。
勝手にBOXでタバコ吸ってんじゃねーよ。


喫煙者側の問題に触れないと不公平だろう。
喫煙者に「愚行権」があるのと同時に、一般の人にも「嫌煙権」がある。
嫌煙者の魔の手から守られている喫煙スペース、もしくは人がいないところで灰皿を持って密やかに吸わなくてはならない。
歩きタバコなんて以ての外だ。
あと、タバコ飲みは自らの「愚行権」を正統に守る覚悟を持て。
路上に座り込んでタバコを吸うことは、1つのテロ行動として認める。
それでは世間は評価してくれない。一度定まったルールやマナーに従いつつ、正統においらたちの権利を主張しようでは無いか。