読書の夏

土曜日1日、家でゲーム三昧、エロゲー三昧。
ということで、本日は反省して読書の日と設定。
日曜日は学校図書館が空いていないため、からふね屋にて読書三昧。
読了したのは以下2冊。




都留重人『科学と社会−科学者の社会的責任』岩波ブックレット
科学と社会―科学者の社会的責任 (岩波ブックレット)


内井惣八『科学の倫理学丸善
現代社会の倫理を考える〈6〉科学の倫理学 (現代社会の倫理を考える (6))


内井氏の、実に好戦的な物書きは個人的に好感。

私は「日本倫理学会」の会員でなくとも、倫理学の素人ではないことをお断りしておきたい。わたしには倫理学の著書もあり、複数の大学で倫理学の教師まで務めた実績も持つ。(まえがき)

これはもう、血迷ったとしか言いようがない。(第7章)

そんなバカなことは無い(私は関西人だから、「そんなアホな!」と言いたい)。(第10章)

加藤尚武氏には、執筆陣の一人としてわたしを推薦していただいた上に、原稿査読によって一連のコメントをいただいた。わたしも彼に劣らず頑固なので、いくつかは無視してしまったが、ご助力に感謝したい。(あとがき)

こういう文章書く人大好き。(笑)
狙ってたら癪だけど、ところどころ筆がノってくれた方が読んでるこっちも楽しめるしね。

以上の2冊について、アカデミックなレビューは後日書くかも。(面倒)
酒場の会話程度の感想を書いて今日はオヤスミ、zzz・・。



以下、読書予定リストメモ。興味関心次第で順番も変るし、横ヤリも入る。
・内田義彦『社会認識の歩み』(再読)
永井均『倫理とは何か―猫のアインジヒトの挑戦』
・テイラー『<ほんもの>という倫理』
藤原帰一『デモクラシーの帝国』(再読)
・小林博司(編)『公共のための科学技術』
・藤原保信『自由主義の再検討』(再読)
パオロ・マッツァリーノ反社会学講座