ナショナリズム研究

今期、サークルのテーマが”ナショナリズム”。よってお勉強中。
この週末は2冊の本。その中のナショナリズムに関する章を読めればいいかな。
アンドルー・ヴィンセント『現代の政治イデオロギー』9章ISBN:4812297087
田口富久治『政治学講義』3,4,5章ISBN:4815801967
今週末はこれくらいナショナリズムに関して読めればいいかなぁ。
『現代の政治イデオロギー』を読んでて、おいらが興味を惹かれたのは、
ナショナリズムとコミュニタリアリズムの関連性について。
特に次の一節に「うむむむむ」と思った。

・・・・・共同体主義リベラリズムの批判というよりは、リベラリズムを歴史的な批判から部分的に救い出そうという試みであるということがわかる。結局のところ、共同体主義のなかにわれわれが見出すものは、奇妙なことに、「リベラル・ナショナリズム」の改訂版であるということにすぎない。マイケル・サンデルの自我の観念はリベラルなコミュニティーの内部で構成されたものである。チャールズ・テイラーがやろうとしていることは、本質的に、道徳的な観点を保持したリベラルな個人主義、もしくは近代的アイデンティティーを、誤った理解から救出することにつきる。・・・・・(p351)

ちょっとナショナリズムの本質から外れちゃってるんだけどねー( ゜∀゜)アヒャーヒャッヒャッヒャ
来週・再来週までには、アンソニー・スミス『20世紀のナショナリズムISBN:4589018462