最近読んでた本

土屋大洋『ネット・ポリティックス』2003年 岩波書店
ネット・ポリティックス ― 9・11以降の世界の情報戦略
ドキュメンタリーなのか、学術書なのかよくわからない本。
学術的な考察が為される章があれば、ただ機関の紹介に終わる章があったり。
フランスは厳しい”監視社会”ではあるが国民の多くは「おいら悪いことしてねーからシラネーヨ」らしい。
アメリカは、もともと”監視的”な要素がごくごく弱かったのが最近強くなって騒いでいるらしい。
こーいうとこにも、国民性(メンドクサイからこの用語使わせて)が出て面白いな。
ナショナリズム研究のおかげで、読了は結構先になりそう。