読書

戸田山和久『科学哲学の冒険』NHKブックス 読了
科学哲学の冒険 サイエンスの目的と方法をさぐる (NHKブックス)
これまた、先生と生徒二人の対談形式の本。なんか対談形式本多いなー最近。
内容は科学哲学への入門。現代まで書いてくれてて実にオモシロイ。
「科学的」「科学的」という一種の念仏言説が、実際には激しく論争的なタームであることが改めて思い知らされる。
実在論」(目に見えない・観察出来ない世界でも存在するという立場)と
「反・実在論」(見えない・観察できないものへは語りえない(?))の
バトル描写はもう楽しかった。


牧野雅彦『共存のための政治 政治学入門』日本評論社
共存のための技術 政治学入門
以前、平凡社新書の『はじめての政治学』が一般向け入門書で、
こっちが学徒向けらしいんで図書館で借りてみた。
「権力」を中心に政治を考える。
著者はウェーバー研究者らしく、少々ウェーバーに寄りすぎのような気もするけど
網羅的な教科書よりも、ルートがしっかりしてていいような気がする。



*音楽とか
後藤真希「3rd ステーション」
3rd ステーション
とりあえず、シングル曲以外を聞いたけどなかなかオモシロイアルバム。
エキゾなDISCO」はラブパラの「why」みたい。こういう演出なんて言うんだろ。
でも、シツレンジャーは後藤の曲じゃないですね。うん。


ノワール ― オリジナル・サウンドトラック」
ノワール ― オリジナル・サウンドトラック
最近見たアニメの中では、ものすごい音楽がよかった作品「ノワール
真下耕一監督がすごいのか、音楽やってるALI Projectが凄いのか・・・・。
「フランス版 必殺仕事人のテーマ」(by三石琴乃)こと「4.canta per me」はおいらの中でヘビロ。