読書

富山への移動時間も含め本が読めた。


大沢在昌『ニッポン泥棒』文藝春秋
京都駅で衝動買い。相変わらず人物描写が上手い。大沢先生萌え。
ただ、結論部を急ぎすぎてないか。ゆっくり丹念に描いてもよかったはず。
シナリオも一気に終わった印象。ジャンプの打ち切りみたいだった。



矢野新一『おんなの県民性』光文社新書
女性に焦点を当てて、その県民性を探った本。
話のネタ本以外の何者でも無い。おもしろいっちゃおもしろい。
当然だけど、先入観を持って接してはイケマセーン。


田中浩『近代政治思想史』講談社学術文庫
一部まで読了。あと半分未満。
社会進化論にスポットを当ててる章があるのは個人的には新鮮。
科学論ではよくよく見てたんだけども、思想史関連では。。。。
長尾龍一の後に読むと、ホッブズやシュミット感には論者によって差異があるのがアリアリと。
ホッブズ近代主義者なのか!?敬虔なクリスチャンだったのか!?
興味無いけどよ