おもしろかった。分析と口調は攻撃的というかジャーナリスティックというか、楽しいけど。
調べてる資料自体は身近なところから出発しており、案外丁寧。
面白いが、「反外圧」を取る立脚点がよくわからないこと。アメリカの外圧は危険だとして、何故危険だと考えるその”思想”。そこが無いと、BSEみたいにファッションとしての反米に陥るのは目に見えている。著者自身にその問題意識は見えないようだ(法律的な日本の伝統に触れるとこはあるけど)。まぁ著者としては、そういう思想を持たないとダメだ！ってことでオチを付けてるので、まぁよしとしましょう。
